おむすびも在籍している福祉業界。中小企業ではありますが、面接に多くきてくださっていて、面接に来られる中でも大半の方が中途採用です。がしかし!「あ、もうこれご縁ないな」と思うところはやはりある…!
「転職考えているんだけど」「中途採用の面接控えてる!」という方はもちろん、「中途採用をしようと思っている採用後担当者さま」はぜひぜひ見ていってくださいな。
中途採用の目的は「スキル」ではない?
語弊があるといけないので、先に言っておきますが、「スキル」も大切です。笑
ただ福祉業界には、資格が配置に必須ということもあり資格マスターみたいな人もいるわけです。福祉業界あるあるなので、私はそういった人はネット上でもスカウトしません。もちろん職種が定まっている場合は、最低限持っていてほしい資格はありますけどね。
前職を辞める理由のプレゼン力があるか?
私が面接の際、1番に見ているのは、「前職を辞める理由のプレゼンテーション」のみです。中途採用なので、必ず前職が存在します。なぜ辞めたのか?を伝えてほしい。ただし!!ここで勘違いをしないでほしいのが、あくまで辞めた理由を聞きたいのではなく、辞めた理由をプレゼンテーションしてほしいんです。
例えば、上司が最悪だったので辞めましたという理由。
個人的には潔くて、好きではあるんですが笑。私たち中小企業の採用担当者は、少子高齢化の中で、それなりに時間や労力をかけて採用をしているわけなので、「会社に入れる=家族になる」くらいの勢いで、採用をしているわけです。(そんなに重く捉えないでね笑)ただ、やっぱり採用したからには、前向きな気持ちで仕事をしてほしいし、応募してよかったと思ってもらいたいし、あわゆくば私たちも採用してよかったと思いたい。どんな理由にせよ、上司が最悪だったので辞めましたという理由では、ただただ「元家族のことを全然知らない人に悪口言ってしまう悪口野郎」と思ってしまうわけです。
前職を辞める理由のプレゼンテーション
ただ、本当にブラック企業で上司がネチネチしてて…とかはあると思います。だからこその、辞めた理由を聞きたいのではなく、辞めた理由を私にプレゼンテーションしてほしいんです。
例えばさっきの、『上司が最悪だった』という理由。
→なぜ最悪だと感じたのか?(あなたの基準を聞かせてほしい)
→どういうアクションを起こしてみたのか?(自分の行動次第で変えられるのか確認したか聞かせてほしい)
→結果はどうだったのか?
まず、どういう時にこの人は嫌だと感じるのだろう?という基準を教えてもらえたら、自分の会社のこの部署にはそういう人多いかも。と部署や店舗の割り振りを考える時に役立ちます。その上で、どういうアクションをあなたが起こしたのか?誰にとっても完璧な会社はないからこそ、入社したら不満で終わらせるのではなく、「こうしたら良いのではないか?」とトライアンドエラーしながら会社をよりよく一緒にしていってくれる人材なのかを見ることができます。自分にはどうすることもできない要因(外的要因)だった場合は頑張る必要はないけれど、何か問題が起きて100%外的要因も少ないのでアクションを起こしたかどうかがキー。
最後に
中途採用は絶対と言っていいほど、履歴書から前職のことは聞かれるからこそ、事前に準備しておくことが重要。でも上司が最悪だったという理由はあまりおすすめしません。だって、どんな会社にでも多少の合わない人絶対いるんだもん笑。嫌な人がいた時は、逃げたら良い。と思う反面採用担当者からしたら嫌な人がいた時にまた会社やめるのかな?と不安になります。採用担当者目線にたって考えてぜひ準備してみてください。中途採用受けている方は受かりますように♪